友人の話を聞いて唖然とした。
31年間の結婚生活にピリオドを打ったというのだ。
浮気や、ギャンブルに、狂った訳でもない。これといった、決定的な理由も思い当たらない。
ある日突然、奥さんからの離婚通告。大学生の2人の男の子を残して出て行った。今は、
男3人、家事や洗濯など、当番制でこなしているらしい。何ともお気の毒なことだ。
「熟年離婚」最近よく聞く話。妻から夫に通告するケースが多いらしい。
明日は我が身か? 他人事ではない。
長年一緒に暮らしていると、夫婦の会話もない。思いやり、助け合いもない。知らない間に、
妻の心をひどく傷つけているのかも…。
友人の奥さんがポツリ。「私に関心をもってくれなかったから…。真剣に向きあってくれなか
ったから…」
妻は、何を喜び、何を求めているのか? 残念ながら、夫は知らない。
夫婦が、お互いにもっと理解すること。共に喜べるものを探すとか、それぞれに工夫しなくて
はならない。いつまでも、夫婦仲良く暮らすこと。人間の原点なのだから… 。
亭主諸君!
奥さんの、今日までの奮闘努力に心から感謝しよう。
「ありがとう」と、素直にいえるか、感謝のことば。
今日は、好きなものでも買って帰ろう。 記念日でもないけど。
妻の喜ぶ顔を思い出して…。
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